トライズ TORAIZ コーチング英語スクール受講体験記（口コミ）

トライズに実際に入会し受講しました。

トライズでは学習期間を6カ月と1年間に設定しています。標準は1年間になので、1年間みっちり学習するつもりで臨みました。

コーチング系の英語スクール受講を検討されているかたの参考になればいいなと考え体験記としてまとめました。口コミみたいなもんです。

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トライズ（TORAIZ）の概要

トライズは、あの孫正義氏の右腕であったソフトバンク社長室長が設立

トライズは、創設者の三木雄信氏がソフトバンクの社長室長時代に実践した英語学習法と第2言語習得理論を合わせてプログラムを考案したそうです。

三木氏はソフトバンク社長室長として、孫正義氏の右腕を務めた経歴を持っています。

言語の専門家の研究結果などを基に、高校まで英語の授業を受けた日本人が英語を習得するには、残り1000時間の学習が必要と見なします。

その経験から三木氏は、トライズでも「ゴール設定」の重要性を説く。ビジネスプロジェクトであれば、「ゴール設定」をするのは当たり前のことだ。

それぞれで、必要とされるレベルも違えば、覚えるべき単語も、言い回しも違ってくる。だからこそ、その人の状況に即した学習を行うことで、最短距離で「必要な実務レベルの英語能力」というゴールを目指すのだ。

ただし、明確なゴールを設定し、学ぶ範囲を絞ったとしても、実用レベルに達するまでには1000時間の学習が必要だという。

https://toraiz.jp/lp/06a/

目的地とは、例えば医師の「学会において英語で発表する」などです。

医師であれば学会で質疑応答できることを目標にするのです。

トライズの受講者はリスニング力強化と即時に英文にして話す練習を行います。

流暢な発音や複雑な言い回しの習得は二の次としているところは、ソフトバンクの孫正義社長の影響でしょうか。孫正義社長の英語発音は、日本人の発音そのものなのにシッカリ外国人とコミュニケーションが取れています。

そんな日本人が目指す英語を身に付けるために、その人にとって必要最低限の語彙とシンプルな構文を徹底的に習得します。

そのため重視しているのが、第2言語習得理論の「インタラクション仮説」に基づいたネイティブ講師とのオンラインレッスンと、1,000時間という学習時間だそうです。

トライズの概要

トライズのカウンセリングと実力診断、使用する教材

トライズのカウンセリングと実力診断

まず初めに、Versantというリスニングテストを自宅で受験します。Versantは外部の英語に関する実力診断試験で、最近、日経新聞に広告がよく出ているので気になっていました。

アプリを使って15分程度で客観的な英語力が分かる試験です。

スコアは36ポイントでした。あまりできた気はしなかったのですが、日本人平均程度ということなのでホッとしました。

ネイティブ講師との簡単な会話もありました。初日からかなり英語を使いとても疲れました。

トライズでは1年後の自分の目指すゴールを設定します。講師のカウンセリングを受けながら「1年後に、海外で行われる会議に参加する。日本人は僕だけの会議で存在感を出す。的確な質問をして、堂々と意見を述べる」です。

トライズの学習計画&利用教材

トライズでは、1年コースを受講したため、1年後の会議までの長期戦略を提示されました。

会議に必要な会話とは何かを突き詰めて聞かれ、それに対しトライズが提示してくれた計画は「大部分の時間はリスニング力の強化に充てて、定型化できそうな質問や意見は後半にフレーズで丸暗記」という提案でした。

「スピーキングは寸前でフレーズを覚えましょう。基調講演や会議での発言者の英語を聞き取れるリスニング力を重視したプランにします」という納得感のある提案内容でした。

テキストは、興味のある話題の教材を選ばせてくれました。

トライズの学習計画

1. STEP

   1~3カ月目

   • 基礎的なフレーズ&文法の確認とスピーキングを強化します
   • 実践的なコンテンツから英語の知覚を鍛えます
2. STEP

   4~6カ月目

   • ビジネスシーンで使える基本フレーズを強化します
   • インタビュー教材を使い、基調講演を聞く練習をします
3. STEP

   7~9カ月目

   • 会議時のコミュニケーションを円滑にする言い回しを習得します
   • 映画などの教材を使い、会話のリスニング力を強化します
4. STEP

   10~12カ月目

   • 会議時に使いそうな質問をフレーズ化して覚えます
   • 引き続き実践的な会話のリスニング力を強化します

トライズで使った教材・テキスト

トライズの講師と学習プロセス

トライズの講師は、日本人講師とネイティブ講師

トライズでは、ネイティブとの会話レッスンが週に3回あります。

隔週で日本人講師のコーチングも受けます。

ネイティブとの授業は「自社の掃除機の売上高をどう伸ばすか」というビジネスを想定した英会話で、興味深く時間があっという間に過ぎます。

宿題でも使う「起業家の英語」のジェフ・ベゾスのスピーチは高い難易度でしたが、楽しめました。

日本人講師は、独自のシャドーイング手法を細かくレッスンしてくれます。

トライズの講師の概要

トライズの日々の学習や自習・宿題

トライズの宿題・日々の学習量は、1日3時間です。

トライズでの学習は、シャドーイングが中心です。

このシャドーイングは、なかなか難しくて難儀します。

ネイティブと話すために予習もしなければなりません。その予習もおろそかにできません。

ネイティブの講師とのレッスンは、週に3回あります。日本語一切無しでビジネス会議のロールプレイを行いました。

文法・スピーキングのための暗記：所要時間1日1時間

「たったの72パターンでこんなに話せる英会話」(明日香出版社)を使い、14セクションの例文を暗記します。

1日1時間程度です。

文法・スピーキングのためのシャドーイング：所要時間1日1時間30分

「成功者10人の声で聞く!起業家の英語』(コスモピア)を使い、1つのスピーチの半分をシャドーイングします。

1日1時間30分程度です。

ネイティブ講師の予習：所要時間1日30分

ネイティブ講師との講義課題の予習をします。

与えられた課題に対するディスカッションスピーチの準備をします。

1日30分程度行います。

トライズのスケジュール管理とフォローアップ

1週間で約20時間の独学時間を確保するために、トライズの講師とスケジュール構築をします。

まず、担当講師から、仕事のスケジュールやライフサイクルのヒアリングがあります。

その中から1週間で約20時間の独学時間をひねり出されます。日曜日にバッファを持たせることで、完遂できる組み立てになりオリジナルプリントで示されます。

暗記は通勤電車内で行い、自宅ではシャドーイング教材によりリスニングとスピーキング力を向上させる計画です。

フォローアップは専用サイトからの日々の課題状況の報告をします。加えてメールによる相談ができます。シャドーイング音声の送付は特にありませんでした。

学習拠点と自習室&設備

学習拠点には1人用ブースがあります。通っている拠点以外の利用も可とのことです。

他の生徒とコミュニケーションが取れるフリースペースや1人用の自習ブースなどがあり充実していました。

また、全授業がオンラインでも受講可なので、自由度の高い柔軟な受講環境が整っています。

トライズの拠点一覧

トライズ新宿センター（2店舗）

トライズ田町三田センター

トライズ赤坂センター

トライズ銀座センター

トライズ横浜みなとみらいセンター

トライズ秋葉原センター

トライズ丸の内センター

トライズ池袋センター

トライズ渋谷センター

トライズ大阪梅田センター

トライズ神戸三宮センター

トライズ名古屋名駅センター(10/9オープン)

オンラインセンター

トライズ（TORAIZ）のまとめ（口コミです）

使える英語力を身に付けたいならトライズ一択だと思います。

他のコーチング系英語スクールも効果はあると思いますが、如何せん期間が2カ月から3カ月なので、ちょっと受講期間が短い気がします。

単にTOEICの点数を上げたいだけならいいのかも知れませんが、ビジネスで活かせる英語力となると1年程度はコーチ付きの英語学習が必要だと感じました。

ただ、お金が結構かかるのが問題です。

正直100万円以上をつぎ込むことには躊躇することかと思います。

僕もかなり迷いましたが、今考えると悩んでいる時期は無駄でした。少しでも早く始めればそれだけ可能性も広がります。

今ケチって何もしないか、自分に投資し可能性を広げるか。

多分ですが、100万円は大きな金額ですが、長い目で見れば微々たる金額です。軽自動車1台分にも満たない金額です。

今の投資が将来大きな成果となって帰ってくるとこと考えれば、皆様も覚悟を固めたら飛び込んでみてはどうでしょうか。

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