自宅で受験できるTOEIC ® Listening & Reading IPテスト(オンライン)体験記

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TOEICIPオンライン受験体験記

TOEIC ® Listening & Reading IPテスト(オンライン)を受験してみました。

本当に自宅のパソコンでTOEIC ®L&Rを受けることができました

管理人ヤスシの勤務先が、自己啓発支援の一環として受験機会を提供してくれたのです。

コロナ渦の中、一般のTOEIC ® L&Rが開催中止となっていたため、勤務先が代替プログラムを提供してくれたのです。

TOEIC ®L&R_IPオンラインテストは、今までのTOEIC ®L&Pとやることはほぼ同じでした。

ただ、「受験会場で紙にマークシートで回答する」のと「自宅でオンラインで受験する」のは、かなり勝手が違い戸惑いました

管理人ヤスシの感覚では、初めて受験する方は思ったよりも点数が伸びないと思います。

因みに管理人ヤスシは735点でした。

皆様の参考になるかもしれませんので、体験記としてまとめましたので最後までお読みいただければ嬉しいです。

TOEIC ® Listening & Reading IPテスト(オンライン)の特徴

TOEIC ®L&R_IPオンラインテストの特徴はザっと以下の通りです。

TOEIC ®L&R_IPオンラインテストの特徴
  • 自宅で受験できる
  • 24時間受験可能
  • 試験時間は1時間
  • スコアは一緒
  • CATの仕組みを取り入れている
  • 中断しても再開できる(本当か?)
  • IPテストは団体特別受験制度
  • プログリットが「TOEIC L&R IPテスト」のオンライン受験を導入

自宅で受験できる

TOEIC ® Listening & Reading IPテスト(オンライン)の特徴は、なんと言っても自宅でTOEIC®L&Rが受けられることです。

試験会場まで行かなくても良いので、うれしい方もいるでしょう。

ただ、管理人ヤスシにとっては在宅勤務同様ビミョー感じです。

自宅で受けられるのはありがたいのですが、管理人ヤスシは家族持ちなので静かに受験できる環境作りが課題です。

今回のTOEIC ® Listening & Reading IPテスト(オンライン)試験は、家族全員が外出している隙を狙って受験しました。

ただし、そこには自宅ならではのトラップがありました。興味のある方は、この記事の下の方「自宅ならではのトラップ」をご参照してください。

また、自宅で受けるためには必要な環境設定もあります。

幸い管理人ヤスシは特に意識することなくTOEIC ® Listening & Reading IPテスト(オンライン)を受験することができましたが、人によってはPC の動作環境等を確認する必要があるですしょう。

また、タブレット・スマートフォンでの受験はできませんので、注意してください。

24時間受験可能

受験期間内であれば、24時間受験可能です。これはありがたい

今回ヤスシは午前中に受験しました。計画的にその時間帯に受けた訳ではなく、たまたま平日に休みが取れ、尚且つ家族全員が外出するタイミングがあったので、その隙に受験した感じです。

しかしトラップにハマってしまいました。この記事の下の方「自宅ならではのトラップ」に書きましたので詳細はそこをご覧いただきたいのですが、日中に受けるのはあまり得策ではないと感じました。

深夜から早朝がベストではないかと感じています。ただ、それも未経験なので何とも言えません。

次回は7月にTOEIC ® Listening & Reading IPテスト(オンライン)を受けるつもりなので、その際は深夜に受けてみたいと考えていますので、その時に深夜の受験を検証したいと思います。乞うご期待です。

試験時間は1時間

テスト時間は1時間です。

テスト時間が短いのは助かるのですが、今までの紙ベースのTOEIC ®L&Sのスコアとの整合性は取れるか疑問に感じました。

しかし、そこはCAT(Computer Adaptive Test)なる仕組みを取り入れてスコアの調整をしているそうです。詳細は後述します。

スコアは一緒

スコアは、10~990点 (スコアは5点刻み)で一般のTOEIC ® L&Rと同じです。

配点も【Listening】45問/約25分間5~495点 【Reading】45問/37分間 5~495点で、同じです。

これもCAT(Computer Adaptive Test)なる仕組みを取り入れてスコアの調整をして整合性を図っているようです。

CATの仕組みを取り入れている

TOEIC ®L&R_IPオンラインテストでは、CAT(Computer Adaptive Test)の仕組みを取り入れています。

公式サイトには以下の説明がありました。

受験者の能力に合わせて出題するテスト問題を変化させていく適応型のテストシステム。コンピューターを用いることにより、実用的な運用が可能となります。適応型のテストでは、各受験者の能力に応じた難易度の問題を用いて能力測定が行われます。そのため、少ない問題数(=短時間)で受験者の能力(スコア)を算出することが可能になります。またその場で採点し、テスト終了後すぐにスコアを表示することも可能となります。

https://www.iibc-global.org/toeic/corpo/guide/toeic/online01.html

中断しても再開できる(本当か?)

PCの不具合等のトラブルが発生した場合は中断できるそうです。

以下の説明が受験のしおりに記載されていました。

受験中に PC の不具合などトラブルが発生した場合は、一旦ブラウザを閉じて受験を中断してください。その後、受験を開始した手順と同様にサイトにアクセスし、Authorization コードを入力してログインすると、“Resume Test”ボタンが表示されます。“Resume Test”ボタンを押下することで、中断したところからのテスト再開が可能です。

これを行使すればチート行為が出来そうですが、乱用するとアカウントがバンされそうな気がして、危険な香りがします

IPテストは団体特別受験制度

IPテストはだれでも受けられる訳ではないようです。

団体特別受験制度(IPテスト)は企業・団体・学校で申し込みできる2種類の実施方法のうち、貴社・貴校にて試験会場と日程を任意に設定していただく実施方法です。

https://www.iibc-global.org/toeic/corpo/guide/toeic/procedure01.html

管理人ヤスシは、たまたま勤務先が提供してくれましたので、TOEIC ®L&Rを自宅オンラインで受験することができました。

そうでない方で自宅でTOEIC ®L&Rを受けたい方は、勤務先に交渉するかTOEIC ®L&R_IPオンラインテストを導入している英会話サービスに入会するしかなさそうです。

プログリットが「TOEIC L&R IPテスト」のオンライン受験を導入

コーチング英会話サービスのプログリットで、TOEIC ® Listening & Reading IPテスト(オンライン)の受験が可能になりました。プログリットの「TOEIC L&R TESTコース受講」の方に提供しています。

オンラインでTOEIC ®を受験したい方は、【PROGRIT(プログリット)】 に入会するのもいいかもしれません。

TOEIC ®L&R_IPオンラインテストの感想

感想をざっと頭出しするとな感じです。

TOEIC L&R_IPテストの感想頭出し
  • 画面上だと問題文が頭に入ってこない
  • パートが2回転する
  • 簡単に感じる
  • そんなに時間が足りない感じがしない
  • 自宅ならではのトラップ

一つ一つ感想を書きます。

画面上だと問題文が頭に入ってこない

管理人ヤスシが中年だからかもしれませんが、PCの画面で見る問題文は紙での問題文のように頭に入ってきませんでした。

試験の序盤は特にそうです。ただ、試験に集中することで、だんだん慣れてきたのか試験後半からは普通に問題と向き合えていたような気がします。

対策としては、オンライン英会話サービスをフル活用することだと感じました。

そして短期間でTOEIC ®の点数を上げたいなら、コーチング付き英会話サービスのオンラインコースを受講するのが良いでしょう。

ライザップイングリッシュ

先読みが出来ない

リスニングのパートでは、問題文を先読みするのが得点を稼ぐコツでした。

ところが、オンラインテストでは先読みが出来ない構造になっています。

上の見出しで書きました「画面上だと問題文が頭に入ってこない」ことと合わせて考えると、画面で文章を読むことに慣れておく必要がありそうです。

慣れると言っても、スマホでSNSを見るのに慣れるのとは次元が違う気がしました。恥ずかしながら管理人ヤスシもいい年こいてスマホは結構見ます。でもスマホで流し読みするのとシッカリした文章を読むのでは理解度が全然違うことに改めて気づきました。

これからの時代、「本や雑誌はAmazonキンドルとかの電子書籍」「新聞は電子版」で読む癖をつけた方が良さそうです。

それからオンラインのTOEIC模試活用して、画面上でテストを受けることに慣れるもいいのではないかと考えました。

パートが2回転する

パートが2回転する」とはどういうことかというと、

リスニング:パートⅠ→Ⅱ→Ⅲ→Ⅳ→Ⅱ→Ⅲ→Ⅳ

リーディング:パートⅤ→Ⅵ→Ⅶ→Ⅴ→Ⅵ→Ⅶ

という感じで問題が流れてきます。

因みに紙ベースのいつものTOEIC L&Rはです。

リスニング:パートⅠ→Ⅱ→Ⅲ→Ⅳ

リーディング:パートⅤ→Ⅵ→Ⅶ

受験要領にはシッカリその旨が記載されているのですが、管理人ヤスシは面倒くさがりななで受験要領などチャンと読まずに受験したので面くらいました

管理人ヤスシは、リスニングのパートで、パートⅡからパートⅢ・Ⅳと進んだときに「受験時間が1時間だから、結構問題が少ないな。」など余裕をかましていたら、パートⅡが始まり焦りました。

リーディングのときもそうです。パートⅤからパートⅥ・Ⅶと進んで「紙ベースだと時間が無くなるのに、結構余裕があるな。」と思っていたら、パートⅤが始まりビックリしました。

こんな出題形式になっているのは、CAT(Computer Adaptive Test)によるもののようです。

そして、リスニングとリーディング共に前半は結構簡単で余裕に感じたのもCAT(Computer Adaptive Test)によるもののようです。

CAT(Computer Adaptive Test)については、この記事の前半に書いているので読み飛ばしてしてしまった方は、上にスクロールして戻って見て下さいね。

簡単に感じる

TOEIC L&R IPテスト(オンライン)は、戸惑う部分はたくさんあったのですが、管理人ヤスシは比較的簡単に感じました

試験中、「もしかして900点近く取れるかも」なんて浮かれてしまったくらいです。

まあ、結果は735点でしたけど。

何で簡単に感じたのか疑問に思っていたのですが、この記事を書くために改めてTOEIC L&R IPテスト(オンライン)の受験要領を見て分かりました。

TOEIC ®の公式サイトには以下のようなことが書いてあります。

TOEIC L&R IPテスト(オンライン)では、最初のステージ(Unit One)で全受験者に25問の同じ問題のセットが出題され、次のステージ(Unit Two)では最初のステージでの正誤度合に応じて受験者ごとに異なる20問の問題セットが出題されます。

https://www.iibc-global.org/iibc/press/2019/p139.html

つまり、CAT(Computer Adaptive Test)採用により、受験者の能力に合わせて出題するテスト問題を変化させているようです。

それでもって、管理人ヤスシのレベルに合わせた問題が出てきたのではないかと思います。

そんなに時間が足りない感じがしない

いつもの紙ベースのマークシート方式テストでは、リーディングは最後まで問題を解くことが出来ないのが当たりまえでした。管理人ヤスシは、30問以上を塗り絵をしてしまうのが恒例行事の状態でしたが、IPテストでは時間切れで解かずにマークしたのは6問だけでした。

「CATでは、各受験者の能力に応じた難易度の問題のみを用いて能力測定が行われます。」とあるように、管理人ヤスシのレベルに応じた難易度の問題なので時間切れの塗り絵が減ったのだと思われます。

管理人ヤスシのレベル一瞬で掴むとは、CAT恐るべしです。

自宅ならではのトラップ

TOEIC ®の受験会場は、多くの受験者一堂に会して試験を受けるので、会場や周りの受験者の状況により様々な影響を受けます。

椅子がガタガタしていたり、周りに落ち着かない受験者がいたりすると気になって集中できないこともあり、の要素もかなりあります

TOEIC L&R IPテスト(オンライン)は、自宅で受験できるので、自分で環境を整えることができるので集中できると考えていました。

しかし、その考えは甘かった。。。。。

今回のTOEIC L&R IPテスト(オンライン)受験は、家族が全員外出している隙をねらって受けました。一時間程度であれば、静かな環境で受験できるだろうと考えた訳です。

しかし、受験開始から10分程度過ぎたところで、宅配便が来てしまいました。当然居留守を使って出なかったのですが、一瞬気が逸れて問題を数問聞き逃してしまいました。

そして50分が過ぎたころ、飼い犬が管理人ヤスシの足元でウ〇コをしたのです。TOEIC L&R IPテスト(オンライン)受験時間は1時間と短いので、最後の10分かなり貴重な時間です。

最後の追い込みをしなければならない時に時に、飼い犬からの贈り物が気になってグダグダになってしまいました。

今回の教訓として次回は以下の施策を取ろうと思います。

自宅で受ける時の教訓
  • 受験は夜か早朝にすべし。

   宅配等の訪問者が来ない時間帯が良い

  • 完全に一人になれる環境を構築すべし

   犬と言えどもシャットアウト!

管理人ヤスシのスコア

なんだかんだで、735点でした。

次回は7月に受ける予定つもりです。

今度は、今回の教訓を活かしてトラップを回避しつつ、800点台を目指します。

TOEIC L&R IPテスト(オンライン)受験体験まとめ

自宅でTOEIC L&Rを受けるのは初めてなので、いろいろと戸惑いトラップにハマってしまいました。

事前に”受験のしおり”等を読まずに「いつもと同じだろう」とタカをくくって、結構な失点をしていしまった感じです。

それと、PC画面で文章を読むのが、こんなにも頭に入ってないとは、、、、

これからのデジタル化の波に乗り遅れないよう、GUIでの文章読解にもなれないといけないと感じました。

まずは、新聞は紙で読むのを止めた方がいいのかも知れません。

とかいいつつ。管理ヤスシは紙の新聞を取り続けるつもりですけどね。

ただ、紙のテストと同じく経験を積みつつ対策を講じれば、簡単にスコアアップができそうな予感がしました。

次は7月にTOEIC L&R IPテスト(オンライン)を受験するつもりなので、今回の教訓を活かし、次回は高得点を狙います。

ライザップイングリッシュ

ヤスシ

ヤスシ

中年サラリーマンのヤスシです。
中年となり今更ですが英語力向上に取り組みます。
コーチング英語、オンライン英会話、TOEICなど、中高年だけでなく多くの方の英語学習に役立つ情報を発信します。

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